ブリーチ 画像ブリーチネタバレ。第533話。
つかまえた…
「つーかーまーえーたっ」

至近距離で放たれた真咲の矢がホワイトの仮面を破壊する。
真咲の行動には藍染さえも驚いている様子。

仮面を破壊されたホワイトの次なる行動は「自爆」

東「自爆だと…バカな!」

突然の事に動けなかった真咲をかばい、一心が深手を負う

「大丈夫ですか!?」
「生きてますか?」

「ああ…」
「いてて…すまん ありがとな」
「隊長がお嬢ちゃんに助けられてるようじゃ面目がねぇな」

「そんな…!あなただって私を助けて…」
「自分のことを護っていればそんな傷を負わずにすんだのに…」

「はは! じゃあこれでおあいこといこうや な?」

「…治療します 動かないでくださいね」

「ああ…」
「しかし…どうやったらあんなの一人で倒せんだ…?」
「お嬢ちゃん あんた 何もんだ?」

(どうしよう…?)
(なんて答えたらいい?)
(私が滅却師だと知られたら死神は…?)

逡巡の後、口を開く真咲。

「私は…真咲」
「滅却師です」

目を見開く一心、真咲の強い眼差しを確認し…

「なるほどな 滅却師か!」
「実際に会うのは初めてだぜ!」
「へっ 本物にお目にかかれるとはついてやがるな」

(この人は何…?)
(死神だからなに?)
(皆この人みたいなのかな)
(そうだったらいいな)

笑いかける一心に笑みを返す真咲

(そうだとしたら)
(竜ちゃんやおばさん みんなも受け入れてくれるかな…)


そんな2人を空から見下ろす

「行くぞ 片桐」
「真咲なら大丈夫だ 問題ない」
「いいな?」

出撃してきていた滅却師装備の竜弦と片桐の姿

「はい 若の仰せのままに」




「あり得ない!!!」

尸魂界へ帰還した一向、ホワイトのとった行動に納得いかない様子の東仙

「自爆など虚化の際に指示していない!」
「計画は最終段階まで到達したはずが…!」
「あの滅却師のせいで…!」
「失敗です…」
「虚化した死神を作ることはできましたが…」
「これは失態です…!」

「そうでもないさ」

東仙を諌める藍染

「当初の目標からそれてしまった時でも
「想定以上の結果になることはあるさ」
「予期せぬ事態 というのは我々の想像を超える出来事でもある」
「興味深いね」
「死んだ死神から創られたあの虚は…」
「確かに滅却師を狙っていた」
「これから何が起こるのか見てみたくはないかい?」



BLEACH.533 Everything But The Rain Op.6


「以上で…報告は終わりです」

「…そうか」
「許可なしで向かったのはいただけんが」
「お主の柔軟な対応で死者は最小限に抑える事が出来た」
「人間にも深刻な被害はない」
「よって!」
「此度は貴様のことも見逃してやることにしよう!」

尸魂界
現世での一幕を山爺に報告する一心。
今回はおとがめなしで済んだ模様

「マジか…よし」
「ありがとうございます!」

勢いよく頭を下げる一心

「ハッ! その謎の虚とやらを捕獲できなかったのは重罪だと思うガネ」

研究材料が得られなかったことに不満げなマユリ

「ところで」
「お主のであった奇妙な虚についての報告はこれだけかの…」
「何か忘れてはおらんか?
「他に報告すべきことはなかったかの?」

真咲の顔が一心の脳裏をよぎる

「はい ありません」


現世

授業中にもかかわらず、空を見上げてぼんやりとした表情の真咲

(あの人は尸魂界に帰れたかしら)
(だれかに怒られてないかな)
(名前…きいとけばよかった)


尸魂界
屋敷の廊下に寝転がって空を見上げる一心

(滅却師がまだ生き残ってたとはな)
(あの子は…死神を助けた…)
(その上自分が滅却師だとまで名乗って)
(見上げた度胸だぜ)
(ホントになにもんなんだ…もっとあの子の聞いときゃよかったな)」

「次会ったら…ちゃんと礼いわねぇとな」


再び現世

「ねぇ大丈夫?」
「石田先輩と同じ屋敷に住んでるなんて」
「毎日緊張しっぱなしじゃない!」

「大丈夫だよ!知ってるでしょ?」
「私たちはなにもないって」

「でも実際 もしあの人が従兄じゃなかったら」
「あんたも満更じゃなかったんじゃない?」

「だからなんなのよ志保!」
「何でそんなに私たちをくっつけようとするわけ!?」

「実際どうなのよ? 私だったら従兄でもドキドキしちゃうけどな」

「カナ! 下品だって!」
「志保も何か言ってやってよ!」

友人2人と町を歩く真咲
と、よそ見をしていたからか、反対方向から歩いてきていた人にぶつかってしまう

「あ す すいません!」

「いえいえ 大丈夫ッスよ そちらこそお怪我はありませんか?」

互いに怪我もなにもない模様。
それぞれ反対方向に歩を進めるが…

「大丈夫 真咲?」

「うん 大丈夫だって」


!!

真咲のぶつかった人物―浦原喜助が振り返る。
友人たちと並んで歩く真咲の背中をじっと見つめる浦原で次週へ